リモート会議におけるホスピタリティ

一昨年に株式会社diddyworksに入社後、今でもパートナーとしてお世話になっているオフィスに一ヶ月間在籍しました。
その後仙台に戻り、リモートワークについての学びや知見が得られたので今更ですが書き留めておきます。

※ここでのリモート会議は全員がリモート参加ではなく、一部のメンバーがリモートだった場合を指します。

リモート参加で気になったこと

私は3つのことが気になりました。

  • リモート参加が少数派になると会話の入り方が難しい
  • 全員の声が均等に聞こえない(これが結構辛い)
  • マイクが声を拾っていないが、その状況が現場側に伝わっていない。(多くは機材トラブル。会議は始まっている...ということも)

当然ですがこれらはリモート側にしか分からない状況です。
現場側は最初の確認さえできていれば疎通がとれているものとして会議を進めるため、声をあげないと改善されることはありません。

どうすればいいか

何らかの手段を利用して、現場側に教えてあげれば大体解決するかと思います。
現場側は会議の質を高めるために必ず対処してくれることでしょう。

一番の問題

というのは当たり前の話で、一番の問題はリモート側が声をあげることに対して心理的ハードルが高い場合があるということ。
実際私一人だけがリモート参加だった時はなかなか言い出せず、内容があまり聞き取れない状態だったことがあります。
またリモート側の会話(入り込み)の少なさも目立つようになりました。

発言前に「いいですか?」と割り込めば大体聞いてくれる

私は逆の立場も経験していますが、リモート側の発言は貴重に感じるような気がしています。
会話に入りづらい状況下で割ってでも話したいことがあると感じるからかもしれません。
ラグで現場の会話と被ることも懸念されるかもしれませんが、気にせずどんどん割り込んでいきましょう。
きっと現場はリモート側の意見を求めているはずです。

またカメラはできればオンをお勧めします! ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)という言葉があるくらい、表情には意思を伝える力があるそうです。
ところがカメラがオフだと現場の人間も話しかけるのが億劫です。
リモートの人数が増えるほどオフ率は高くなりがちかと思いますが、できる限りオンにしておきましょう。

現場側は?

状況にも寄りけりですがこまめな意思確認をおすすめします。
リモートへの意思確認は後手にまわることが多いのですが、ある程度話した後に「○○さんはどうですか?」と聞かれても大体は「はい、それで大丈夫です。」という返答になります。

会議で心理的なリスクが少ないのはほぼ間違いなく現場側かと思うので、積極的にリモート側と会話する機会を作ると良いと感じました。

双方が協力しないとリモート会議は成り立たない

どちらか一方が改善するのではなく、互いにホスピタリティを持って臨まない限り良い会議は実現しないと考えています。 ちなみに前述で気になったことを並べましたが、私の場合は都度現場の方から確認があり、その度に改善していただきました。

diddyworksの取り組み

弊社は社員の9割が宮城県民ですが、メンバーの一人、佐野さん(@snyt45)は宮﨑県からのフルリモートワークです。
そして彼自身リモートワークをより良いモノにしようと動いていて、最近ではGoogle Meet内でslackのカスタム絵文字を投稿できるchrome拡張を開発していました!

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カスタム絵文字を選択すると、画面左下に絵文字が出現する
これによりリモート側が割って会話に入ることが容易になりました!
現場も意思確認がとれやすく、誰かがスタンプしたら自分も押したくなってしまう相乗効果もあって本当に素晴らしい拡張機能です👏 (現在は一部のユーザーのみ使用できます)

こうした働きかけは会社に大きな影響を与えたと思いますし、現場側の自分たちも常に改善に向けた動きをしていく必要があります。

最後に

弊社diddyworksはこれまでずっとリモートワークを実践している会社です。
そのためリモート会議の在り方の追求や、バーチャルオフィスの使用・改善を日々行っています。

現在エンジニアの募集を精力的に行っていますので、そんな弊社を少しでも気になってくださいましたら下記リンクの採用ページをご確認ください!
ほんとお気軽に応募してください!お待ちしています!

diddyworks.co.jp